命を送るということ。ペットの死との向き合い方

半田市のカウンセリングルームすずらんでは
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 いつもお読みいただきありがとうございます

カウンセラーの伊藤です


ここ数日、命について考える出来事が続きました

そこで、死生観について書いてみます。


広い心で「こういう考え方もあるんだ」と思っていただける方は

ぜひ最後までお付き合いください。

ご意見やご感想もいただけると嬉しいです




動物が死んだらどうなるか


ということについて書きます

諸説ありますが、人間と動物にとって死とは同じものです

違うのは、動物の場合は人間と違って

風習や宗教という縛りがないだけのことで

動物は死というものを素直に受け入れています


一説によると、 地縛霊 浮遊霊など動物が祟るとか呪うとかいうのは

「生」にこだわり大自然のシステムから外れた

人間だけの考えだと言われています


もちろん動物にも魂は存在するし、霊もあります

でも基本的には 地縛霊浮遊霊にもならないと言われています



ただしペットとして人間と長い間共に暮らしてきた動物は

人間の影響で現世に強い思いを残すようになってきました


人間は亡くなると、自分や仲間の死を素直に入れることは

簡単ではありません

お葬式という儀式を行うことで

 死者に自分が死んだことを認識し

心置きなくあのように旅立ってもらい

残されたものは、 死者を送り出すことでけじめをつけるのです



これは家族同様に暮らしてきたペットも同じ

近年 ペット供養や ペット霊園は 当たり前のものになりました

これは人間とペットの絆が、より近くなったことの証明でもあります


科学が進歩して人の暮らしは豊かになりました

一方で、心のふれあいや魂の交流を失い

それを補うため、動物をペットとして

共に生活するようになったのではないかと思います



人間関係に疲れた人は

ペットに安らぎや癒しを求めます


人間から心の触れ合いや魂の交流の役目を負ったペットは

いざ自分が死ぬ時になると

死んでも死にきれない状態で寿命を迎えることもあるでしょう


死という自然の法則に従おうとすると

愛している人が人が引き止めるのです


ペットを供養したりお墓を建てたりすることは当然のことです

ペットは家族であり、心の支えだからです



家族や友人がなくなると、成仏して欲しいと思うのは当然です

迷わずあの世に行ってくださいと

亡くなった人を迷わないようにするのは

生きている人間の務めでもあると思います



亡くなった大切なペットが迷わずに旅立ち

また生まれ変わって新たな命を歩めるように

送り出してあげるのが

家族としての、人間の役割ではないでしょうか



 



すずらん

半田市のカウンセリングルームです。 悩みの大きさは、理想と現実の差の大きさに比例します。 すずらんでは、従来の「聴いて・共感して・寄り添う」カウンセリングをベースに 今ある問題点を整理し、どうなりたいかに焦点を当てる 解決思考のカウンセリングをご提供します。

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