本人の前で本人の事を話し合う効果

半田市のカウンセリングルームすずらんでは
お悩み解決への最短ルートを探すための
カウンセリングを心がけています


こんにちは☀️伊藤です。

先日、勉強会へ参加しました


名古屋市内で行われるこの勉強会には

臨床心理士

公認心理師

キャリアコンサルティング技能士

カウンセラー

キャリアコンサルタント

看護師

など、支援を生業にする方々が集まり

順番に講師になり、専門的な知識の共有や事例検討などの勉強をします


今日は、オープンダイアローグの体験をしました

オープンダイアローグとは

フィンランド・西ラップランド地方発祥の

対話による治療方法のことです。(ざっくり言うと)

特徴は

「クライアントの事について、スタッフだけで話すのをやめる」


通常、病院や支援の現場では

治療方法や今後のかかわり方を、クライアントを除いて方針決定をしますが

オープンダイアローグでは本人の目の前で

医師や専門家による意見交換、検討をするそうです


勉強会では、オープンダイアローグの中の

リフレクティングの体験をしました


クライアント役、スタッフ役

その他の人はオーディエンスとしてミーティングを見守りました


まずクライアント役が悩みを話し

次に悩みの内容について、クライアントの前でスタッフが意見を出し合う。

最期にスタッフの会話を聞いて気付いたとこや感じた事をクライアントが語る。


一見ただ感じた事を語り合うだけなのに

スタッフがクライアントを気遣い

クライアントに誠実に向き合える方法だと感じました


クライアントは、自分の事が真剣に話し合われている場面を見ることで

当事者でありながら客観的に悩みに向き合う事ができるし

スタッフの言葉から新たな気付きを得られます


このリフレクティングは

治療の現場だけではなく

日常の様々な場面でも必要だと感じました





すずらん

半田市のカウンセリングルームです。 悩みの大きさは、理想と現実の差の大きさに比例します。 すずらんでは、従来の「聴いて・共感して・寄り添う」カウンセリングをベースに 今ある問題点を整理し、どうなりたいかに焦点を当てる 解決思考のカウンセリングをご提供します。

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